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| top >> 住：生活雑貨 >> バーバラ寺岡デザイン ユニバーサル食器 はっぽう膳 | ||||
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| 経済産業省では、平成17年4月「中小企業新事業活動促進法」制定し、異業種連携により新事業にチャレンジする中小企業を支援する「新連携支援制度」を新設しました。 本制度に全国各地域から2,000件の応募があり、内51件が厳選されました。 その内の１件が、経済産業省 九州経済産業局で認定され、開発された有田焼の新磁器「軽量強化磁器ｆｕｃｃｉｎｏ」です。 軽さを求めると強度が落ち、強度を求めると重くなる陶磁器の常識を覆す、「冷めにくい、軽い、強い」独自の「軽量強化磁器ｆｕｃｃｉｎｏ」を創り出すことに取り組み、磁器の素地内部に、５ミクロン以下の気孔を多数開かせることで、軽量化を実現しました。 従来の普通磁器に比べ、薄さを加え軽量率で約20％軽く、曲げの強さは普通磁器の約1.8倍、衝撃に対する強さも約1.7倍を達成。圧縮応力の原理を応用し、強度を一般の磁器より大きくすることに成功しました。 この類のない軽さとクオリティをいち早く、認めて採用したのは航空会社です。燃料費が大きな経費の航空会社にとって、軽量・強化された皿や湯飲みは即刻、経費節減につながるからです。 九州伝統産業に高付加価値を図った「料理が冷めにくい軽い・強い」特徴を持つ、新素材の「軽量強化磁器ｆｕｃｃｉｎｏ」は業務用としてだけでなく、一般の生活者に日常品として、ご使用していただくことで真に成功といえます。 全国中小企業団体中央会・中小企業基盤整備機構九州支部・新連携コア企業⑭山忠が、この軽量強化磁器ｆｕｃｃｉｎｏを活かす多機能食器開発をバーバラ寺岡さんにお願いしました。 バーバラ寺岡さんの知恵と感性で作り上げたものが、ユニバーサル食器「はっぽう膳」です。 |
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 17～18世紀ヨーロッパ中の王侯貴族たちを酔わせた洋食器のルーツは、日本の硬く、白く、透明な磁肌に不思議な暖かさを感じさせる食器です。この美しい食器は５百年をさかのぼる朝鮮・中国・ヨーロッパにまたがった、気の遠くなるほど長い歴史を持つ有田焼の土壌から誕生したのです。そして今、九州伝統産業に高い付加価値を図った新素材「軽量強化磁器ｆｕｃｃｉｎｏ」の食器開発にバーバラ寺岡が参画、和文化の心を食器にデザインしました。 |
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 柏の葉は落葉樹でありながら、葉は冬に枯れても落ちずに春の芽吹きの直前まで枝に残っていることから「無事に代を譲る」めでたい木。神事で子孫繁栄を願って打つ柏手は、子供の手が柏の葉に似ているからとも言われています。柏の葉は２枚合わせれば合掌の手のようにも、拍手しているようにも見えます。「膳」の祖は「柏餅」の柏。「膳」の訓読みは「かしわで」です。大和奈良時代、調理する人のことを膳司「かしわでのつかさ」言い、宮中の食事をつかさどる人々のことでした。 人に良いと書いて「食」の字、材料を理解するの意が「料理」です。人に良いもの、安全なものを盛るものが食器です。人に良いものを並べるのが食卓です。 このような意味から、柏の葉をモチーフにした大皿・中皿・小皿と、持ちやすい凸のある深碗と浅碗を開発しました。お皿は従来の磁器で作れば重くなるものが軽く仕上がっています。色は若葉の色合いで料理を引き立たせ、和食・洋食・中華などの料理を盛りつけるのに適しています。 お碗は持ちやすさを考慮し、なおかつ斬新な形です。蓋はひっくり返して小皿や取皿として使用することもできるデザインになっています。 |
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